RQ九州五ヶ瀬ボランティアセンター杉田の思い

RQ九州五ヶ瀬ボランティアセンターの杉田です。

私たちは4月17日からひたすら熊本地震災害の支援活動を続けています。
もういいのでは?いつまでやるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、私たちにはそうは行かない理由があるのです!

熊本地震による物理的な被害はありませんでした。しかし、GWにフルに入っていた五ヶ瀬の里キャンプ村のお客様は全てキャンセル、自然屋かわじんの蘇陽峡カヌーツアーは中止、五ヶ瀬自然学校の子どもキャンプや農村体験企画、森のようちえん企画も全て中止です。5月も6月も全て中止せざるを得ません。

なぜなら危険だから!放課後子ども教室「風の子自然学校」事業だけは毎日やるべき仕事としてあり、それは妻とスタッフ、地元の方に任せて、私を含めた4名のスタッフはたった今やるべき仕事として熊本支援を行っています。
この期に及んで熊本支援以上の仕事などありません。仕事と書いていますが実はボランティアです。
ただ、後付けで一般社団法人RQ災害教育センター(RQ九州)が私たちの支援に入ってくれました。

そして、高千穂町、五ヶ瀬町、山都町、宮崎県各地、全国各地の有志が集ってくれました。被災地でも多くの方が自分も苦しいのに人のためにひたすら働いている人がいます。安全地帯にいる私たち以上に頑張っています。ですから私たちはやめる訳には行かないのです。
どのみち熊本が復興しなければ私たちの生活も成り立たない。自分たちの明日のためにやっているだけなのです。

冬になったら私たちのメインの仕事は五ヶ瀬ハイランドスキー場で行う子どもスキー教室です。五ヶ瀬のスキー場を利用するのはほとんどが熊本の方です。熊本が早く元気になっていただかないと私たちもこまるのです。現状はまだまだ終わらないというのが実感です。
7月以降もRQ九州を続けなければならないと思っていますが、私たちには出来ません。
現在、総務の仕事をやっていただける方を数名あたっております。
何とか体制を整え、継続したいと思っています。皆様応援およびご協力お願いいたします。

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