【南阿蘇村】
「ビニールハウスの引越しをしたい!」
という依頼があり、ニーズ調査をかね、ハウスの送り先の整地と草刈りをおこなってきました。
ハウスの目の前の土手はひびが入り、土砂崩れ寸前。
ハウス内の畑には地割れやうねり。
引越しの理由は一目で分かりました。
4年前に脱サラしてイチゴとブルーベリー農園をはじめ、去年イチゴがやっと満足にできた矢先の出来事だったそうです。
幸いなことにブルーベリーは無事に育っており、7月には収穫ができる予定。しかし、人手が足りない。
いつもは東海大学の学生の手伝いや観光客に体験農園として収穫してもらっていますが、地震後は学生もいない、観光客もこない。
主いわく「自分のところだけじゃない」
これが被災地の現実です。